ライドトラブルは自力で脱出！チェーントラブルも怖くない！チェーンの切り方つなげ方をマスターしよう！・・・その③つなぎ方

2019年4月6日

スタッフブログ

チェーンが切れる原因、修理に必要な工具の紹介

前回は切れたチェーンをつなげる為の準備を説明しました。

最終回の今回は、いよいよチェーンをつなぎます。

つなげ方(コネクティングピン)

つなげたいアウターリンクとインナーリンクの穴を合わせます。

次にコネクティングピンを挿します。(この時は手で挿しこむだけです）

実際自転車にチェーンを通している状態だと、リアディレイラーのバネテンションで引っ張られるので、針金などでチェーンをひっかけてたるませておくと作業はしやすいです。

コネクティングピンと、チェーンカッターのネジ先端の位置に合うようにセットします。

チェーンが外れないように押さえながら、チェーンカッターのハンドルを回していきます。

コネクティングピンとネジの先端が斜めになったり、ずれないように、慎重にハンドルを回してピンを押し込みます。

1枚目のアウタープレートを通過する時、『グッ』と抵抗が大きくなります。

そのあと一度抵抗が軽くなり、2枚目のアウタープレートを通過する時、もう一度「グッ」と抵抗が大きくなります。

コネクティングピンが写真のように、1枚目のアウタープレートとフラットになるまで挿入できたら、一度チェーンカッターを外してチェーンが滑らかに動くかチェックします。

滑らかにチェーンが動けば、押し出たリードピンをペンチで折ります。

ライド中などペンチがない場合は、チェーンカッターの穴にリードピンをいれて捻って折ります。

滑らかにチェーンが動かないときは、チェーンを左右に捻り馴染ませます。

それでも滑らかに動かないときは、コネクティングピンの差し込みが足りない可能性があるので、再度チェーンカッターにセットし、滑らかに動くまで少しずつチェックしながら挿しこみます。

コネクティングピンなしでチェーンをつなぐことができ、種類によっては再利用できるため、取り外して洗浄したりと、チェーンのメンテナンス性にも優れています。

つなげるチェーンをインナープレート同士の状態になるように、アウタープレートをカットします。

ミッシングリンクのピンを、それぞれのインナープレートにセットします。

インナープレートの穴から出たミッシングリンクのピンを、ミッシングリンクの穴に合わせて左右に引っ張ります。

ライド中などで工具がない時や手で引っ張ってもハマらないときは、しっかりとミッシングリンクのピンが穴に入っていることを確認してから、ペダルを踏んでチェーンを引っ張りハメることもできます。

※ミッシングリンクの着脱には専用の工具が必要な場合があります。
※ミッシングリンクは、種類によっては再利用できないモノもありますので、購入の際はご確認ください。

どうですか？意外と簡単でしょ。

これをマスターして、パンク修理とチェーントラブルに対応できれば、ライドトラブルはほぼ怖いものなしです！

ただチェーンをつなげる作業は「グッと抵抗が強くなる・・・フッと軽くなる・・・再度抵抗が強くなる・・・」など、感覚的な部分も多く、なかなか文章ではお伝え出来ません…そこで！

5月18日　土曜日に『チェーントラブル脱出講習会』を開催します。

チェーンカッターを持っていても、普段チェーンを切ったり、つなげたりする機会はなかなかありませんが、この講習会で切りまくって、つなげまくって、チェーン切りマスターになりましょう！

また講習内では進行方向に対するチェーンの向きや、チェーンの表裏、新品のチェーンを繋ぐ場合の長さの見つけ方から、洗浄、注油の仕方まで、自分でできるチェーンメンテナンスをご紹介致します。

時間　17時～

参加費　会員　無料　

参加費　一般　¥2,000-(チェーンピン代込み)

※THE EARTH BIKESでチェーンカッターを購入していただいた方は参加費無料

定員　5名

チェーン、チェーンピン、チェーンカッターは、こちらでご用意しいますが、自前のものがありましたら、ぜひお持ち込みください。

実際ライド中に作業するので、携帯工具で練習することをおススメします。

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