思い立ったが吉日！クロスバイクで西宮から大津まで約80Km、親子帰省ロングライドにチャレンジしてみた！

涼しさを感じる朝5時半、親子で自宅をスタート。

男を磨くために・・・

根性と自信をつけるために・・・

内田家の試練・・・

そんな大げさな想いはありませんでしたが「楽しそうやし、自転車で帰省してみるか⁉」という軽いノリで始まった滋賀県大津市までの親子帰省ロングライド。
　

小学校6年生になる長男はミニバスケットにハマり、自転車バカの子は自転車バカにはならず、バスケバカに・・・

まぁ体力はあるから、ゆっくりなら大丈夫やろ…的な軽いノリで、嫁さんに計画とは呼べない計画を発表。

当然無計画ライドは嫁さんに怒られましたが、なんとか許可を得てスタートへとたどり着きました。

コースは、一人で帰省ライドする時はR171で枚方まで走るのですが、経験の少ない長男を連れてR171を走るのは少々危険と判断し、山手幹線で神崎川を目指し「なにわ自転車道」から「淀川サイクリングロード」を経由し、京都八幡からは京治バイパス沿いに宇治川まで。

宇治川からは「宇治川ライン」から「瀬田川ライン」でゴールの琵琶湖の最南端「瀬田洗堰」を目指す約80Kmのコースです。

早朝5時半スタートにしたのは、1秒でも涼しい間に「なにわ自転車道」に入るため。

長男の様子を見ながら、武庫川サイクリングロードで山手幹線まで快調に走る。

今回のコースで一番ややこしかったのが、園田に抜けてから「なにわ自転車道」に入るまでのルート。

走ってはスマホでチェック、走ってはスマホでチェックの繰り返し・・・

というわけで、嫁さん！ガーミンEdge830が欲しいでーす！

家を出発してから1時間を過ぎた頃、ようやく「なにわ自転車道」に到着！

軽快に走っていたが、徐々に落ちる長男のスピード？・・・「どうした？しんどいんか？どこか足痛いんか？もうやめるか？」の声掛けに「やめる」と一言。

「プチン！」　

励ます気にもなれず嫁さんに電話し、長男のギブアップを伝えると長男に電話を代わり何やら話している。

5分後「もう少し頑張ってみる」との長男。

走り慣れない息子が、80Kmというの未知の距離への挑戦は体力だけでなく精神的にもかなり大変なのだ・・・と、すこし自分も反省。

ここからは頻繁に長男に声掛けをし、いろいろ通過する地名の話などをして気を紛らわす。

スタートから2時間半を超えるころ無事「淀川サイクリングロード」入るも、一気に日差しも強くなっている。

より息子の体温、水分補給を意識しながら走る。

途中サイクリングロードの水道で、頭から水をかぶらせ、Tシャツも洗ってから着直させると、一気に気持ちが復活！

平方大橋を越え、ひらかたパークを過ぎたあたりでコンビニで休憩。

長男はまさかの「おにぎり🍙&焼き鳥」という頑丈な胃腸をアピール・・・まだまだいけそうです(笑)

休憩後の淀川サイクリングロード後半も激アツ！

のどかな風景は続くが、のどか過ぎて影もなく、ただただ暑い！

その後京都平等院を目標に京治バイパス沿いを走る。

一人の時は車道だが、今日は慣れない息子も一緒なので、少しでも危険を感じるところは自転車走行可の歩道を走る。

スタートより5時間、ついに平等院到着。

中を見学したかったが、先を急ぐので今回は入り口で記念撮影。　

決して入館料をケチったのではありません(笑)

平等院を抜けると、大好きな宇治川ラインが始まります。

宇治川ラインは、いきなり「天ケ瀬ダムヒルクライミング」からスタート！

勾配は緩いので、のんびり景色を楽しみながら登る。

そして道中淀川本流に建設された唯一のダム「天ケ瀬ダム」を立ち寄る。

自分の脚で登った天ケ瀬ダムの堤頂、そこから見える景色は最高だったのでは？

天ケ瀬ダムから再スタートすると、車の通行が少ないのはもちろん、山と川に囲まれた景色は、ここまでの疲れを癒してくれます。

しばらく走ると気持ちの良い宇治川ラインに別れを告げ、これまた景色の良い瀬田川ラインに入る。

そう、いよいよラストスパートです。

　 瀬田川ラインを快調に走り、6時間をを過ぎた頃、ついに滋賀県突入！
　

口では「まだ60%くらいパワーが残ってる！」といっている長男。

しかし微妙にスピードを上げると距離が離れついてこれない。

すでに70Km以上走ってるし、相当バテてるのだろう。

あとはひたすら声をかけ、自分のボトルの水を頭からかけて応援するのみ！

そしてスタートより6時間40分「滋賀県大津市　南郷洗堰」到着。

ここまでくれば実家まで長男も知る道。

気持ちもポジティブに自然と速度も上がる。

一面に広がる田んぼ道を抜け、ペダリングにも力が入る長男。

そしてスタートより7時間、心配しながらも完走を信じていた嫁さんと、ずーと迎えに行ったれ！と心配していたじいちゃん、ばぁちゃん、そして兄の頑張りをずっと見ていた次男に出迎えられ、走行距離80Kmの帰省ライド、無事ゴール！

なんとなくの思いつき始めた親子ライドでしたが、息子も自分も何か感じるものがあった素敵な時間でした。

みなさまもチャンスがあれば、ぜひ親子チャレンジしてみてください。

ちなみに・・・すべてを見ていた小学4年生の次男に「再来年は自分がチャレンジするんやぞ！」と伝えると「あっ無理」との返答でした(笑)

THE EARTH BIKESでスポーツバイクを始めましょう！

尼崎・西宮・伊丹・芦屋・神戸のTREK専門店【THE EARTH BIKES】