たかがチューブ。されどチューブ。軽量チューブ・ラテックスチューブでロードバイクをプチカスタムしませんか！？

こんにちは、アースバイクスです。

皆さんは、ロードバイクのカスタムといえば、何を思い浮かべますか？
多くの方は、カーボンホイール・パワーメーター・楕円チェーンリングといったアイテムかと思います。

とはいえ、これらのパーツはどれも高額(;´Д｀)

しかし！！！
コストを掛けずに、効果を体感できるアイテムがあるんです。

なんとそれは、チューブ！！
今回は、ロードバイクの走りを変える、スペシャルなチューブをにご紹介します♪

乗り心地を重視するなら

Bontrager Ultra Latex Tube （ボントレガー ウルトララテックスチューブ）

価格：￥3,080－（税込）
対応タイヤ幅：700×25C～30C
バルブ長：48㎜
重量：83g

【ラテックスチューブって何？】

極上の乗り心地を、チューブ一本で手に入れるラテックスチューブ！

素材は植物由来の天然ゴムです。ゴムノキの樹液を原料に作られています。

一番の特徴は高い弾性と優れた伸縮性です。要するに、天然ゴムであるラテックスは、合成ゴムよりもより変形しやすく、ビヨーンとよく伸びるんですね。

またあまり知られていない事実ですが、耐久性にも大変優れています。

ラテックスチューブは※高い耐パンク性能を有しており、リム打ちパンクをはじめ、ガラス片鉄片といった外的要因に起因するパンクにも効果的です。※100%パンクしないという意味ではない。

しかし、1点だけ短所があります。

それは、空気が抜けやすいということです。これは素材の特質に起因します。

ラテックスゴムの分子は、合成ゴムの分子より大きく、分子の隙間から空気が抜けていってしまうというわけです。私の経験から言えば、１日で2気圧から3気圧位抜けてしまいます。1日中走ると、後半はより柔らかい乗り心地になります。

とはいえ、習慣的に空気を入れる我々ロードバイク乗りにとっては、あまり問題ではありませんね。

軽さを追い求めるなら

Bontrager Lightweight Tube（ボントレガーライトウエイトチューブ）

価格：￥1,540－（税込）～
対応タイヤ幅：700×20C～25C
バルブ長：48㎜/60㎜/80㎜
重量：65ｇ

ごくごく一般的な真っ黒いチューブです。

ラテックスと異なり石油を原料とする合成科学ゴム「ブチル」となります。
ライトウエイトモデルのため、重量は一般的なチューブに比べ、軽量に仕上がっています。

同社のスタンダードチューブと比較するとその差は歴然。※左：スタンダードチューブ/115ｇ・右：ライトウェイトチューブ/65ｇ
前後のチューブを交換するだけで、なんと約100gの軽量化になります！！

また素材をブチルにしたことで、お手頃価格を実現している点も嬉しいですね♪
ラテックスよりも分子密度が高いため、著しい減圧の問題も解消されています。

PIRELLI SMART TUBE（ROAD）

価格：￥5,280－（税込）
対応タイヤ幅：700×23C～32C
バルブ長：60㎜
重量：35g

PIRELLI Cinturato SMART TUBE （GRAVEL）

価格：￥5,280－（税込）
対応タイヤ幅：700×28C～35C
バルブ長：60㎜
重量：70g

イタリア ミラノに本社を構えるタイヤメーカー「ピレリ」。

F1レースシーンで、目にしたという方も多いのではないでしょうか。

同社はすでに、ロードバイクタイヤにも参入し、高性能なレーシングタイヤを手掛けています。
そんなピレリから、遂に超軽量チューブが登場しました！！

今作の「SMARTUBE」は、ピレリのエンジニアが選んだ次世代素材「TPU（熱可塑性ポリウレタン）」を採用。
従来のブチルチューブと比較し、最大70%もの重量を削減。

スマートチューブへ交換することで、車輪の外周部分の質量を大幅に削減できることができます。

これにより、ロードバイクの加速性や反応性が飛躍的に向上。

またピレリのタイヤと併用することで、タイヤのパフォーマンスを最大限引き上げることが可能となります！

そして小さく折り畳むこともでき非常にコンパクトです。
ウエアのバックポケットやツールケースに収納できるので、予備チューブとしても活躍してくれそうですね！

いかがだったでしょうか？
普段は日の目を浴びることのない”チューブ”ですが、その種類は様々。またロードバイクのカスタムとして、大変実用的＆効果的です。

店頭にも、いくつか在庫をご用意しておりますので、ぜひご来店下さい！！

―ライター紹介―

藤木 大貴（Daiki Fujiki）
スポーツ自転車歴12年。高校時代、クリテリウムのロードレースで活動。大学ではトライアスロンに挑戦。
デュアスロンでは、世界選手権出場経験を持つ。自転車通勤で走った距離は1万キロ以上。
現在は、来年度競技復帰を目標にトレーニング中。

THE EARTH BIKESでは、初めてスポーツ自転車にチャレンジする方を全力サポートし、購入に対してのサポートだけでなく、購入後のライドの相談や、メンテナンス、ウェア選びからパンク修理まで、ハマればハマるほど出てくるスポーツ自転車の『？』をサポートいたします。