ロードバイクのタイヤ空気圧は何psiが正解?体重別・タイヤ幅別にスポーツバイク専門店が解説
2026年8月6日
「空気圧なんて、パンパンに入れておけば速い。」
そう思っていませんか?
実はロードバイクで最も簡単に、そして最も大きく走りが変わるセッティングがタイヤの空気圧です。
ほんの数psi違うだけで、
- ペダルの軽さ
- 乗り心地
- コーナリングの安定感
- グリップ力
- パンクのしにくさ
- ロングライドでの疲れやすさ
これらすべてが変わります。
THE EARTH BIKESでも、
「最近なんだか走りが重たい。」
「タイヤ交換したのに前より乗り心地が悪い。」
「パンクが増えた。」
そんなご相談をいただくことがありますが、その原因が空気圧だったというケースは少なくありません。
今回はスポーツバイク専門店の視点から、ロードバイクの適正空気圧について分かりやすくご紹介します。

なぜ空気圧が重要なの?
ロードバイクで唯一、路面と接しているパーツがタイヤです。
つまり空気圧は、
「バイクの乗り味そのものを決めるセッティング」
と言っても過言ではありません。
高すぎても性能は発揮できず、
低すぎても本来の走りは失われます。
自分の体重やタイヤに合わせて適正な空気圧にすることで、ロードバイク本来の性能を引き出すことができます。
空気圧が高すぎると…
以前は
「高圧=速い」
という考え方が一般的でした。
しかし現在では、世界トップレベルのレースでも空気圧は以前より低めに設定されることが増えています。
空気圧が高すぎると、
・細かな振動が増える
・タイヤが路面で跳ねる
・グリップ力が低下する
・身体への負担が増える
結果として、実際の路面ではスピードが落ちてしまうこともあります。
空気圧が低すぎると…
逆に低すぎる場合は、
・転がり抵抗が増える
・リム打ちパンク
・コーナーで不安定になる
・タイヤが偏摩耗しやすい
などのデメリットがあります。
適正な空気圧は、安全性にも直結する大切なポイントです。

今回は「あえて28C」に絞ってご紹介します
近年は30Cや32Cといったワイドタイヤを採用するロードバイクも増え、「低めの空気圧」が新しいスタンダードになりつつあります。
しかし現在でも、完成車・タイヤ交換ともに最も多く使用されているサイズは28Cです。
THE EARTH BIKESでも、TREK・SPECIALIZED・ORBEA・Cervéloを問わず、28Cタイヤをご使用のお客様が非常に多くいらっしゃいます。
そのため今回は、最も多くのライダーの参考になる28Cタイヤに絞って、おすすめの空気圧をご紹介します。
30Cや32Cについては、空気圧の考え方も少し変わってきますので、別の記事で詳しくご紹介したいと思います。
THE EARTH BIKESで人気の28Cタイヤ 空気圧早見表
(クリンチャー・チューブタイプの目安)
| ライダー体重 | S-Works Turbo | P ZERO ROAD | CORSA N.EXT |
|---|---|---|---|
| 50〜60kg | 65〜68psi | 67〜70psi | 65〜68psi |
| 60〜70kg | 68〜72psi | 70〜74psi | 68〜72psi |
| 70〜80kg | 72〜76psi | 74〜78psi | 72〜76psi |
| 80〜90kg | 76〜80psi | 78〜82psi | 76〜80psi |
※ホイールのリム内幅や走行環境によって最適値は変わります。
タイヤによって「気持ちよく走れる空気圧」は違います
Specialized S-Works Turbo Folding Race Tire
軽快な転がりと鋭い加速性能が魅力。
適正空気圧では、レースはもちろんロングライドでも高い巡航性能とコーナリング性能を発揮します。

Pirelli P ZERO ROAD(チューブタイプ)
耐久性・転がり・安定感のバランスが良いオールラウンドモデル。
通勤・通学から週末ライドまで幅広く活躍する人気タイヤです。

Vittoria CORSA N.EXT(チューブタイプ)
コットンタイヤのようなしなやかな乗り味と高いグリップ性能が魅力。
荒れた日本の舗装路でも快適性を実感しやすく、ロングライド派にも人気です。

前後で同じ空気圧にしていませんか?
実は、前後とも同じ空気圧にしている方は意外と多くいらっしゃいます。
しかしロードバイクは体重の多くがリアタイヤにかかるため、リアタイヤはフロントより2〜4psiほど高めに設定するのがおすすめです。
例えば体重70kg前後なら、
| タイヤ | フロント | リア |
|---|---|---|
| S-Works Turbo | 72psi(5.0bar) | 75psi(5.2bar) |
| P ZERO ROAD | 74psi(5.1bar) | 77psi(5.3bar) |
| CORSA N.EXT | 72psi(5.0bar) | 75psi(5.2bar) |
これを基準に、自分の走り方に合わせて微調整していくと、さらに快適な乗り味になります。
空気圧に「正解」は一つではありません
同じ70kgでも、
・レースを走る人
・ロングライドを楽しむ人
・ヒルクライムが好きな人
・荒れた路面をよく走る人
それぞれ最適な空気圧は違います。
さらに、
- ホイールのリム内幅
- チューブ・チューブレス
- フレーム特性
- 乗り方
によってもベストな数値は変わります。
だからこそ、「〇〇psiが正解」という一つの答えはありません。
THE EARTH BIKESでは、一人ひとりに合わせてご提案します
タイヤの性能を最大限引き出すには、
ライダーに合わせたセッティングが何より大切です。
THE EARTH BIKESでは、
- 体重
- タイヤサイズ
- ホイール
- 使用目的
- レース・ロングライド・通勤などの走行スタイル
までお聞きしたうえで、お客様一人ひとりに合った空気圧をご提案しています。
実際に空気圧を見直しただけで、
「ペダルが軽くなった!」
「ロングライドが楽になった!」
というお声も多くいただいています。
まとめ
ロードバイクの空気圧は、
「高ければ速い」「低ければ快適」
という単純なものではありません。
タイヤ・体重・走り方に合わせてセッティングすることで、
ロードバイクは驚くほど快適に、そして速く走れるようになります。
「最近走りが重たい…」
「自分に合った空気圧が分からない…」
そんな方は、ぜひ一度THE EARTH BIKESへご相談ください。
兵庫県尼崎市のTHE EARTH BIKESでは、ロードバイク・クロスバイク・E-BIKEのタイヤ交換や空気圧調整はもちろん、ホイールやチューブレス化のご相談までトータルでサポートしています。
あなたのロードバイクが本来持っている性能を、一緒に引き出してみませんか?






