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あなたのチェーンは大丈夫?正しい交換時期でバイクパフォーマンスを維持しよう!

2018年12月10日

スタッフブログ

『チェーンが伸びる』

という言葉を聞いたことはありませんか?

タイヤやブレーキシューのような消耗品と同じで、チェーンも交換が必要となります。

その交換時期こそ『チェーンが伸びた』ときなのです。

でも、あの硬い金属のチェーンが伸びるの?伸びるってどういうこと?って思いませんか?

このチェーンが伸びる謎を説明するには、チェーンの仕組みを理解しなければなりません。

 

チェーンの構造

チェーンはアウタープレート、インナープレート、ローラー、プレートピンで構成される

チェーンはアウタープレートとインナープレートと呼ばれる2つのプレートからできています。

 

そのインナープレートをアウタープレートで挟むときに、ジョイントの中心部分にドーナツ状のローラーとすべてのパーツを繋ぐピンがある。

 

アウタープレート、インナープレート、ローラー、インナープレート、アウタープレートの順に重なり、プレートピンで繋がっている

メーカーやグレードにより、素材の金属には色んな種類が使われていますが、基本的な構造はこのような形になっています。

 

 

伸びる謎

写真はイメージです。

上の写真の2枚のアウタープレートは、上が普通のサイズで下が伸びるとこんな感じ?とイメージを作ってみたものです。

長期間強い脚の力でペダルを踏みこむことにより、少しずつプレートが伸びて、気が付けばビヨーンと伸びる・・・なんてことはありません。

チェーンに使用している金属は、人間の力で伸びません。

ではなぜチェーンが伸びると表現するのか?

 

インナープレートの内側のローラーとプレートピン

実は金属自体が伸びるのではなく、ペダルを回転させると引張力がかかります。

このジョイント部分が摩耗する

リンクピンを軸にしてインナープレートが動くことにより、ジョイント部分のローラーとピンが摩耗することで隙間ができます。

 

その隙間が0.01㎜の隙間ができたとして、仮に100個のリンクで組まれていた場合

 

隙間0.1㎜×リンク100個=隙間10mm

 

つまり1cm も長くなるということになります。

これがチェーンが伸びるという言葉の意味です。

 

 

チェーンが伸びるとどうなるの?

伸びたチェーンで踏み込むと、チェーンが滑りとても危険です。

チェーンリングやリアスプロケットとの形状が異なるため、踏み込むと歯飛びを起こしチェーンが滑ってしまいます。

 

チェーンが伸びることにより、変速機の動きに支障が出る。

また変速性能も低下し、気持ちの良い変速ができなくなります。

 

ギアとチェーンの形状が異なってくるので、歯飛びやチェーン落ちの原因となる

チェーンが伸びたことで、チェーンとギアとの間に遊びができるので、チェーンが外れやすくなったり、チェーンリングやリアスプロケットとの形状が異なるため、摩耗が進んで消耗してしまいます。

 

 

いつ交換すればいいのか?

チェーンにはチェーンチェッカーというチェーンの伸びをチェックする工具があります。

 

新品のチェーンを計測すると0.25%

チェーンの伸びている数値が、0.5%~0.75%だとチェーンの交換おススメします。
※数値はパークツールの計測器を使用した場合です。

 

数年間使用していたチェーンは計測域を振り切ってしまった。

1.0%以上の伸び(この計測器では計測不能)だと即交換になります。

 

THE EARTH BIKESで購入していただいたお客様は、いつでも、いつまでも生涯にわたり、このチェックを含むプリライドメンテナンスを無料で受けていただくことができます。

 

他店購入バイクの場合、プリライドメンテナンスは¥4,000-となります。

 

あなたのチェーンは大丈夫ですか?

 

快適で安全なライドのためにも早めのチェックをおススメします。

 

 

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