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電動マウンテンバイク「パワーフライ5」で初ライド!!

2020年1月12日

イベントバイク

2020年MTB初ライドは、トレックが2020年モデルとして新しくリリースした電動アシストMTBPowerfly5で山遊びに行き、一緒に行ったメンバーから反感を買った野口です、笑。

登りも通常の3割ぐらいの力で登れる感覚
山頂までも楽々で時間さえあれば何度でも登れそう

 

 

一言でこのマウンテンバイクを表現すると「初めてMTBに乗り始めた時の楽しさを思い出した」乗り物ですね。マウンテンバイクってどうしてもタイヤが太かったり、重量もロードバイクよりも重たくなるので登りではそれなりに体力が必要なのですが、これだとトレイルまでのアクセスも本当にスイスイ息切れすることなく登っていけます。汗なんて全くかきませんでした。

そして楽しいトレイルの途中では、最高の見晴台で小休止し湯を沸かし、神戸市、芦屋市、宝塚市、西宮市、尼崎市、伊丹市を見下ろしながら各自持ち込んだカップラーメンをすすりました。この時期に山で食すカップヌードルの美味しさと言ったらたまりません。

当然ながら汁すらも飲み干してごみはゼロです。

 

生憎の曇りで景色はクリアではないですがそれでもみんなの満足度は高かったです

 

アースバイクスでは毎月MTBライドを開催し山遊びを楽しんでますので、MTBに興味ある方は是非お店で野口までお声がけくださいね!!

 

さて、今回野口が山遊びを楽しんだ新型のe-MTB「パワーフライ5」をご紹介しましょう。

トレックのe-MTB「Powerfly 5」 ¥460,000(税抜) 

トレックが満を持して国内販売をスタートしたPowerFly 5(パワーフライ5)。海外(特にヨーロッパ、北米)では数年前からすでに販売がスタートしており、性能の高さはお墨付き。海外ユーザーのコメントを見ていても、「初めての電動MTBでも扱いやすく乗りやすかった」「年齢とともに従来のMTBでは登りがきつくなり趣味として楽しむことが難しくなったが、このバイクのお陰で低下した体力面をカバーしてくれ改めてMTBの楽しさを感じることが出来た」などなど、そのフィードバックはプラスなコメントばかりでした。

今でこそ、トレックと言えば「MADONE(マドン)」、「EMONDA(エモンダ)」などのカーボンロードバイクに強いブランドである印象が強いかもしれません。しかし、1990年代のMTB全盛期には世界的にMTBと言えば「トレック」というぐらい、世界選手権優勝や数々のワールドカップで優勝するなど、その活躍には目を見張るものがありました。そんな時代にMTBに出会いレース活動を始めた私野口もトレックのマウンテンバイクに憧れた一人です。そう、トレックのマウンテンバイクの性能に関してはロードと同様、常に世界最先端を行くテクノロジーで世界のマウンテンバイカーを魅了してきました。

 

クロスカントリーモデルの「パワーフライ 5」は、ボッシュの新型パワーユニットを搭載

「パワーフライ 5」は、クロスカントリー(野山を駆け上がったり下ったりする走り)向けのジオメトリーに、Bosch(ボッシュ社)のPerformance Line CX(パフォーマンスラインCX)という新型のパワーユニットを搭載したモデルです。その特徴は、現在国内市場で最も強力となる最大トルク75Nmを発揮しながら、従来のパワーユニットと比較して25%の軽量化と48%の小型化を図っている点です。Verve+(ヴァーブ+)に搭載されているパワーユニット「アクティブラインプラス」と比べると反応がとにかく早く、50Nmから75Nmに最大トルクが上がったことで、通常のオンロード走行では発生しないような急勾配の登りにも対応しているのです。

 

オフロード走行を安全にするための「E-MTB」モード搭載

ボッシュ社製の新型ディスプレイ「 Purion」では、電動アシストのモード切替、速度や距離、バッテリーの残量が確認出来ます。+-のボタン操作で簡単に電動アシストモードの切り替えや表示が変更できます。その中の一つに「EMTB」というモードがあり、走る地形に合わせて自動的にアシスト量を調整してくれる優れた機能が搭載されています。オンロードでは急激な加速もそれほど気にならないでしょうが、急勾配な登りや体重移動が必要な段差越えの際には制御不能になる可能性があるのでそれをうまくコントロールしてくれるのです。

 

大容量バッテリー搭載で140キロ走行を可能に

500Whの大容量のバッテリーは、それぞれのアシストモードでの走行距離はTurbo:79キロ、Sport:99キロ、Tour:101キロ、Eco:140キロとなり、下りはOFFにすることを考えるとフル充電で一日楽しめる容量を誇ります。また、ダウンチューブに綺麗に収まるバッテリーは見た目もすっきりし野暮ったさを感じさせません。

 

Motor Armor(モータ―アーマー)搭載で飛び石からもしっかりプロテクト

軽量なアルミニウム製の保護シールドをBB下のモーター部に搭載しているので、段差でのロックへのヒットや飛び石なんかも気にせず攻めることが出来ます。

 

スラムの1×12速コンポーネントSX Eagleを搭載

ドライブトレインにはスラムのSX Eagle(イーグル)を採用。フロントがシングル、リアが12速の上位グレードのEagleドライブトレインシステムからのテクノロジーを継承し、素材や製法を変更することで価格を抑えた1×12システムです。リアカセットには11-50Tのワイドなギアレンジを搭載しフロントがシングルスピードでありつつも様々な勾配のトレイルやシングルトラックに合わせた幅広いギア比で走りをサポートしてくれます。

 

 

詳しいスペックはこちらにてご確認ください。(トレックのオフィシャルウェブサイトへリンク)

 

野口のパワーフライ5インプレッション

とにかくいつまででも走っていたくなるマウンテンバイク。電動アシスト搭載でないと、どうしても普段トレーニングしていないと身体には筋負担が大きく、3時間も乗れば「ごちそうさま」状態になっているが、今回は3時間後に下山しても、腹ごしらえさえすれば余裕でもう1周行けるだけの体力を残せた。

アシスト機能がない通常のマウンテンバイクの場合、シングルトラックの登りの岩場や大きな根っこなんかでは頭ではクリア出来ても、それを乗り越えるパワー(脚力)が足りないためにバイクから降りざるおえないこともしばしば。でも、アシスト機能が搭載されていることでちょっとした踏み込みでバイクが勝手にグイグイ進んでくれるので、ハードテイルながらも普段のFuel EXよりも登りでは乗車率が確実に高かった。でも勘違いしないで欲しいポイントは、電動アシスト機能があればそういったテクニカルな登りも誰もが乗車してクリアできるわけではないということ。やはり基本的なバイク上でのバランス、抜重、フロントを少し持ち上げるようなマニュアルなどの技術が伴わないといけないということ。

それと、非常によくできた機能だなと感じたのがe-MTB」というパワーアシストモード。一度お店前で「POWER」モードでちょっとした段差を超えようと思ったら、想像以上のトルクでフロントホイールが自分の意志以上に浮き上がり後転しそうになった。ただ、このe-MTBモードにすると、路面状況に応じて自然にアシストしてくれるような感覚でこれならマウンテンバイクの初心者にもエキスパートライダーにも優しい機能だなと感じた。

一緒に行った方も「これは卑怯やわ!!」「新しいマウンテンバイクの時代を感じる」とその性能の高さに驚かれ楽しまれていたのが印象的だった。

初心者の方なら、まずは林道なんかの障害物がないところから少しづつマウンテンバイクに慣れてもらえればと思う。そうでないと、一番怖いのは段差でフロントホイールをうまくクリアできずにペダルを踏みこむことで想像以上にバイクが発進して、大事なところを思いっきりステムにぶつけるかもしれない。

マウンテンバイクで山道を走ってみたいけど、どんな車種がいいのか、どんな装備が必要なのか、どこを走ればいいのかなどなどどんな疑問にも元アジアチャンピオンの野口がお応えします。

是非アースバイクスへ!!

 

 

 

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