Garmin 新製品「Varia Vue」4Kカメラ搭載ライト
2025年5月26日
Garminがリリースした新製品「Varia Vue(ヴァリア ヴュー)」は、単なるライトにとどまらない、多機能なサイクル用デバイスとして注目を集めています。
本製品は、最大600ルーメンの高輝度ライトに加え、4K対応の前方カメラを搭載し、走行中の映像記録や事故発生時の証拠保存といった、安全性と記録性の両立を目的としています。
特徴と機能
■ 4Kカメラ内蔵による映像記録
「Varia Vue」は、走行中の前方映像を4K解像度で録画可能。高精細な映像は、ライドの記録だけでなく、交通事故などの万が一の場面でも有力な証拠となります。
加えて、衝撃検知機能により、事故発生時には自動で映像を保存。イベントの前後の映像が記録されるため、状況把握にも役立ちます。
■ 最大600ルーメンのライト機能
ライトは最大600ルーメンの明るさを備え、複数の照射モードに対応。走行速度や周囲の明るさに応じた自動輝度調整機能も搭載しており、昼夜問わず視認性を確保できます。
また、カットオフビーム機能により、対向車や歩行者の視界を妨げることなく、安全なライドが可能です。
■ 長時間の録画・点灯が可能
録画中でも最大7時間の稼働が可能(デイフラッシュモード時)。ロングライドや通勤ライドでも安心して使用できます。
アプリ・他デバイスとの連携
本製品は、Garmin EdgeシリーズやスマートフォンのVariaアプリと連携し、カメラおよびライトの設定調整、映像の編集、データのオーバーレイ追加などが可能です。
また、後方カメラ「Varia RCT715」との組み合わせにより、前後の映像を同期記録・再生することもできます。これにより、事故や接近車両の状況を多角的に把握できるようになります。
音声録音・クラウド保存にも対応
「Varia Vue」にはマイクも内蔵されており、走行時の音声を録音可能。ライドの臨場感を高めると同時に、音声情報としても活用できます。
また、Garmin Vault(クラウドサービス)を利用すれば、録画映像をWi-Fi経由で自動アップロードし、安全に保存できます(サブスクリプション登録が必要)。
注意点
-
録画には対応するmicroSDカード(別売)が必要です。
-
一部機能はVariaアプリまたはEdgeシリーズ機器との連携が前提となっています。
-
Garmin Vaultの利用には別途契約が必要です。
まとめ
「Varia Vue」は、ライトとカメラを一体化したことで、サイクリストにとっての安全性と利便性を高い次元で融合させた製品です。日常の通勤からツーリングまで、さまざまなシーンで活用が見込まれます。
「もしものときの記録を残したい」「ライトとカメラを一体化したい」「前後の映像を安全管理に活かしたい」といったニーズを持つ方にとって、有力な選択肢となるでしょう。