『ビンディングシステム』で自転車が進化する！

ビギナーライダーの皆さん。素晴らしき自転車の世界へようこそ。数多くのアイテムの中でも、ペダリング効率を上げる費用対効果の大きいアイテムそれが『ビンディングシステム』です。ではビンディングシステムとは何か、そしてなぜそれを使うべきなのか、その大きなメリットをご紹介します。

ビンディングシステムとは

サイクリングシューズとペダルを接続するためのシステムです。

「クリート」と呼ばれるビンディングシューズに取り付けられた小さな金属またはプラスチック製の部品と、それをキャッチする特殊な機構を備えた「ビンディングペダル」から構成されています。ロードバイク用とマウンテンバイク用の2種類が存在します。

ビンディングのメリット

1．効率的なペダリング

ビンディングシステムの最大の利点は、ペダリング効率を大幅に向上させることにあります。シューズとペダルを接続することで、ペダルを踏み込むときだけでなく、引き上げる力もバイクの推進力に変えられるようになります。これは特にヒルクライムやロングライドの際にその価値を発揮します。

2．ペダルから足を滑らすことが無い

足がペダルにしっかりと固定されることで、ペダルから滑り落ちるリスクを減らし、雨の日や荒れた地形でも安定したバイクコントロールが可能です。また一度正しくセッティングをすれば、毎回ペダルの同じ位置に足をのせられることでフォームが安定し、怪我のリスクを減らすことも可能です。

3．パワー伝達性の向上

ビンディングシューズは普段使いのスニーカー等と比べるとソールが硬くできています。その高剛性ソールでライダーの踏み込む力を分散させることなくペダルに伝えられるようになっているのです。ビンディングシステムを使用するとパワー伝達性が飛躍的に向上します。

 デメリット

1．立ちゴケのリスク

ビンディングシステム初導入時には脱着の練習も重要です。ライド中、信号等で停止しなければならないときに咄嗟にクリートをペダルから外すことが出来ずにコケてしまうことがあります。ほとんどが停止後に起きるので大きなケガになることはありませんが、スムーズに外せるようになるまで安全な所で練習してみてください。

2．長時間の歩行に向かない

ビンディングシューズはスポーツバイクのライドに特化したシューズで、長時間の歩行には向いていません。ライド先で歩く機会が多い方はクリートが地面に直接接触しないマウンテンバイク用シューズをおすすめします。

全てのスポーツバイク愛好家に

ビンディングシステムは初心者から上級者、グルメライドからレースまで、すべてのサイクリストに体験していただきたいアイテムの一つです。今回ご紹介させていただいたメリットを活かして、皆さんのサイクリングライフをより快適で安全なものにしてください。

※ビンディングシステムを最大限に活用していただくためには、クリートの取付位置の正確な調整が重要です。アースバイクスではシューズとペダルの同時購入で、クリートの取付作業を無料でさせていただいております。是非ご相談ください。